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        WillとWouldの違いは?Wouldの意味や使い方を解説します!

        英文法

        ※この記事は9分で読めます。

        アルファベット ピース

        英語学習をしていると、willwouldという単語はかなりよく出て来ますよね。

        でも、実のところ使い方がイマイチよく分かっていない・・・という方も多いのではないでしょうか?

        文法的にはwouldはwillの過去形ですが、過去形だという考え方をするとよく理解できないときもあるでしょう。

        また、助動詞”would”で辞書を引くと、意味や使い方が大量に出てきて混乱することと思います。

        たくさんの意味や使い方を覚えるだけでなく、文脈に応じて、どの訳し方が適切なのかを考える必要が出てきます。

        以前、「Willは未来形ではない?Willの使い方とは」で紹介しているとおり、willには未来形以上の使い方もあるのですが、wouldもなかなかにさまざまな使い方ができる存在です。

        ここでは、willとwouldの違いや、wouldの使い方についてのポイントを解説してみたいと思います。

        日常会話でもよく登場するような英文を使ってご説明していきますよ!

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        WillとWouldの違いとは

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        willは未来のことを表す時に使うものだというのは、みなさんご存知でしょう。

        それに対し、wouldはwillの過去形と言われますが、実はこちらも未来のことを表せる単語だったりします。

        いっそ、wouldはwillの過去形だということは忘れてしまった方が良いくらい、「過去形」というのがしっくりこないのがwouldです。

        では、この2つがどう違うのかというと、willを使って未来を表した場合には、ほぼ確実にその行動をすることになります。

        つまり、willを使った場合の未来についてのフレーズは、確信度が高い場合ということになります。

        では、wouldはどうなのかというと、willよりは意味が少し弱くなります。

        willは未来形というよりも、推量と言った感じなのですが、そういう観点から言うと弱めの推量になるといったところでしょうか。

        他の動詞についても同じことが言えるのですが、時制を一つ過去にずらすことによって、ニュアンスがマイルドになるという効果があります。

        また、丁寧な言い回しの定番である”would”は、婉曲表現が可能な単語として接客業でもよく用いられています。

        そのため、ネイティブはwouldという単語を好んで使う傾向にあり、英会話の中ではwillよりもむしろ耳にすることがあるかもしれません。

        それでは、willとwouldの違いがなんとなくわかったところで、wouldの実際の使い方を見ていきましょう。

        どういうときに使われるか、場面で覚えてしまった方がフレーズで頭に入りますので、使い方別に分けてご説明してまいります。


        wouldの使い方を知る前に、willの使い方をマスターしたい方はこちらから

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        お伺いをたてるときの”would”の使い方

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        wouldをよく使う場面の代表的なものというと、相手に何か伺うときでしょう。

        〇〇をしたいですか?〇〇はどうですか?という風に質問するときにはwouldを使って表現をします。

        例えばこのような感じです。

        “Would you like something to drink?”
        (何かお飲み物はいかがですか?)

        “Would you mind if I opened the window?”
        (窓を開けてもいいでしょうか?(お気になさらないでしょうか?))

        “What would you fancy doing?”
        (何がしたいですか?)=イギリス英語表現

        このように、相手のしたいことを訊くときや、「〇〇をしてもいいですか?」というようなときに、wouldを使うととても丁寧な表現になります。

        まさに、キャビンアテンダントの方が使うようなフォーマルな表現ですね。

        丁寧な表現で、フォーマルな場でも使えるのですが、別に友人に使ったからといって丁寧すぎるということはありません。

        ただ、直接的な言い方ではない湾曲表現だというだけです。

        自分のしたいことを言う時の”would”の使い方

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        自分がホテルやレストランなどで、サービスを受ける側である場合でも、相手にとって失礼ではない英語で話さなければなりませんよね。

        Pleaseさえつけていれば、それなりに丁寧にはなっているのですが、それが許されるのは英語があまり話せない初級者~中級者までです。

        英語を話すのに慣れて来た時には、やはりwouldまで使って表現をした方が相手に好印象を持ってもらえます。

        ネイティブ同士の会話を聞いていただくと分かりますが、”want(~したい)”を使うのは、子供か、よっぽど親しい間柄の大人だけです。

        日本人でも、「〇〇したい。」と言うよりも「〇〇したいなあって思っているんだけど、どうかな。」と言うようなことの方が多いですよね。

        また、単に自分がしたいことをwouldを使って表現することもできます。

        上記のようなホテルなどでの状況でwouldを使うのも、直接的にはwantですよね。

        wouldはlikeとつなげると、wantの丁寧語表現になるのです。

        具体的にはこのような言い方ができます。

        “I would like to make a reservation for this evening.”
        (今日の夜の予約をしたいのですが。)

        “I would like to go to the station.”
        (駅に行きたいです。)=タクシーなどで使えるフレーズ

        “I would like to travel all over the world.”
        (世界中を旅したいです。)

        “I would like to have a cup of coffee.”
        (コーヒーを飲みたいです。)

        実際に英会話の中で使われるときには
        ”I would like to=I’d like to”
        と略されることが多いです。

        誰かに何かをお願いしようとする場合は、これにpleaseとつけるともっと丁寧ですが、pleaseをつけなくても、無礼とまでは思われません。

        しかしイギリスでは、慇懃無礼だと思われるほど丁寧なフレーズの方が好まれる習慣があるので、pleaseをつけた方が無難でしょう。

        推量を表す”would”の使い方

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        willも推量を表す助動詞ですが、wouldにもその作用はあります。

        しかし、「WillとWouldの違いとは」で説明したとおり、その意味は弱くなります。

        例えば、このような感じです。

        A: Are you going out this weekend?
        (今週末に出かける予定ですか?)

        B: I would do so if I felt better.
        (もし体調がよくなったら、行くかもしれません。)

        この場合Bさんは、「今風邪か何かで体調が悪く、週末に出かける気はないものの、元気になっていたら行く可能性もある。」というようなことを表しています。

        これについては、割と簡単に理解ができるかもしれませんが、このwouldの部分が否定形になるとどうでしょうか。

        A: Is Marina coming to the party?
        (マリナはパーティに来るんですか?)

        B: She wouldn’t come because her ex-boyfriend is coming.
        (元カレが来るから、彼女はこないだろう。)

        この場合Bさんは、「マリナからパーティにこないということを聞いたわけではなく、元カレがくるということを知っているから、多分来ないんじゃないかな?」と推測していることになります。

        wouldはこういう使い方もできるのです。

        日本人が「多分~なのでは?」と言い表したい時は”maybe(多分)”を多用する傾向がありますが、ネイティブ目線で聞くと”would”の方がすんなりと入ってくるので、この機会に覚えて使ってみましょう!

        架空の話をするための”would”の使い方

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        最後に、なかなか面白いwouldの用法も紹介しておきます。

        wouldは実際には起こっていないことや、実際には起こり得ない架空の話をするのにも使えます。

        例えばこのような感じです。

        “If I were you, I would be happy about my looks.”
        (もし私があなたなら、自分の見た目に関してハッピーだけど。)

        “If I had a lot of money, I would travel around.”
        (もし沢山お金を持ってたら、あちこち旅行するだろう。)

        “If I hadn’t bought the computer, I would have spent more time with my friends.”
        (もし、パソコンを買っていなかったら、もっと友達と一緒に過ごしただろう。)

        みなさんご存じの「if節(もし~なら)」が使われていますね。

        この例文は全て実際には起こり得ないことや、起こっていないことを表していますよね。

        このような架空の話をするときの英文法を仮定法と言い、仮定法にはwouldが大変頻繁に登場します。

        仮定法は高校英語で取り扱われますので、なんとなく記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

        一番最後の例文は少々複雑ですが、この文章が使いこなせるようになると、英語上級者!という印象を与えることが出来ますね。

        仮定法をマスターしたい人は、こちらのブログもおすすめ!

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        まとめ

        ネイティブ同士の会話を聞いていると、度々耳にすることになるwouldですが、こんなにも幅広い表現パターンで使える便利な言葉なのです。

        ネイティブ同士の会話を聞く機会がなかなかない人は、ぜひ洋画や海外ドラマを見るときに意識してみてください。

        必ず”would”の表現が登場しているはずですよ♪

        wouldの自然な使い方をマスターすれば、英語力が着実についてきている証拠だとも考えられます。

        より自然な英語を話せるようになるために練習してみてくださいね!

        オンライン英会話のネイティブキャンプでは、様々な国籍の講師が在籍しています。

        wouldの使い方で悩んでいる人は、ぜひ実際に使いながら感覚をつかんでみてください!

        また、「いきなり話すのはちょっと・・・。」という人には、日本人講師がおすすめです。

        特に英語学習を始めたばかりの初心者の方は、日本語での説明で理解を深めていく方が今後のためになります。

        恥ずかしがらずにたくさん質問をしてwouldをマスターしましょう!

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